恋愛離れ民が急増する理由と問題を徹底解説!

恋愛・結婚

『〇〇離れ』というワードが最近増えてますが。。。

今回、掘り下げてお伝えする問題は恋愛離れについてです。

恋愛離れには男女共に増えているということで、その理由と問題を詳しく解説します。

・彼女or彼氏がしばらくいない
・結婚や将来に不安がある
・恋愛に興味がない

上記に当てはまる方は最後までごらんください。

恋愛離れが分かる統計

・彼氏がいない女性の割合…59.1%
・彼女がいない男性の割合…69.8%

上記に記載されているのは、『出生動向基本調査』で約9000票から分かったデータです。

対象となったのは18歳以上50歳未満の独身の男女。

恋愛離れが数字で明らかになりました!

国が行った統計ということでかなり信憑性が高い結果になってます(^^)

恋愛離れの理由~男性編~

20代男性
気を遣うのが疲れる。基本的に1人で居ることが好きなので、恋人と一緒に居るよりも1人でゆっくりしたいです。
30代男性
仕事が忙しくて中々、彼女を作る時間がありません。
20代男性
恋愛経験が少ないので自信がありません。好きな人が居ても自ら好意を示したりもしません。
30代男性
自分の収入が少ない為、彼女との結婚を踏み切れずに居たら、振られてしまいました。収入が少なくてもプロポーズしてたら彼女と上手くいってたのでしょうか?

恋愛離れする男性から分かること
・1人の時間を大切にしたい
・彼女を作る余裕がない
・自分の恋愛観・収入に自信がない

恋愛離れの理由として男性の場合・・・時間・お金・恋愛観が関係している事が分かります。

恋愛離れの理由~女性編~

30代女性
まわりに彼氏が居ない子は結構います。かわいいし、おしゃれでモテそうなのに。。。その子が言うのは男友達とも遊ぶし、自分の収入で困ってないから、彼氏は必要ないんだとか。
20代女性
前の彼氏と別れてから恋愛したいと思いません。良いなって思う人が周りに全くいないんです。。。
20代女性
彼氏となると正直、色々と面倒だなとおもいます。ソフレ(添い寝カレ)で充分って思っちゃいます。
30代女性
この人いいな~と思った人は大体、結婚してます。指輪をチェックするのが日課になりました。

恋愛離れする女性から分かること
・生活が充実している
・彼氏の必要性を感じない
・素敵な人は結婚してる

恋愛離れの理由として分かったのが女性の場合・・・生活の安定・異性に対する必要性などが関係しているのが多いことが分かりました。

恋愛離れによる問題

恋愛離れによる問題
恋愛離れは個人の問題であり、他人には関係ないと思っている人もいると思われます。

しかし。。。
恋愛離れは社会的な問題も発生するようになります。

恋愛離れによる問題

  • 異性とのコミュニケーションが下手になる
  • 晩婚化
  • 出生率の低下

上記について次に詳しくご説明致します。

異性とのコミュニケーションが下手になる

異性とのコミュニケーションが下手になる
恋愛離れをすると、必然的に異性との交流がなくなる。という人は多くいると思います。

恋愛しない人の休日は1人の時間を大切にする傾向があり、ゲームやネットにハマったり、たまに遊ぶ友達も同性の事が多く、異性と関わる事がほとんどありません。

特に、若者に当てはまるのが。。。

  • 異性の前だと緊張してしまう
  • 異性と一緒にいると疲れる
  • 異性の前だと自然と口数が減る

上記に当てはまる人は異性とのコミニュケーション不足が原因と言っても良いでしょう。

晩婚化

晩婚化

恋愛離れの問題として統計的に結果が出ているのが晩婚化。

日本の平均な結婚は段々と晩婚化が進んでおります。

晩婚化の背景には若い時に稼ぎたい!と思う若者が多い印象です。

お金を稼ぐことは悪いことではないのに、稼ぎざかりの若者に結婚しろというのは一種のモラハラになってしまうかもしれません。

未婚化

未婚化
恋愛離れには未婚化の現状にも関係があります。

恋愛離れの若者が大人になって恋愛をする場合、結婚を望まず、相手をパートナーとして共に生活を送るケースが増えているからです。

海外では結婚をせず、パートナーとして生活するケースが多いのですが、日本でもその文化が根付いてきているなと感じる事が多くなりました!

出生率の低下

出生率の低下
先程、ご紹介した晩婚化、未婚化が増えると必然的に問題として取り上げられるのが出生率の低下です。

恋愛離れをする人が増える一方で政治的問題にまで発展してしまうのです。

さらに出生率の低下による少子高齢化問題が出てきます。

経済への影響
少子高齢化により、若者がどんどん減ることで将来の労働人口の減少する傾向があります。

そんな事が起こると、老後を楽しみたいという気持ちもつかの間、老後も働くのが当たり前の時代になってしまいます。

社会保障制度の懸念

内容 高齢者1人を支える労働者人口
1960年の日本 11.2人
2014年の日本 2.4人
2060年の日本 約1人(推測)

上記は、現在の少子高齢化による、高齢者1人を支える労働者人口を表した図になっています。

恋愛離れにより、このまま少子高齢化が進む事で、2060年には1人の高齢者を1人の労働者が支える様な推測が出来ます。

医療・介護を中心とした社会保障に関する給付と負担のバランスが保てなくなります。

自治体への影響
高齢化がこのまま進むと、地方圏を中心に4分の1以上の自治体で行政機能をこれまで通りに維持することが難しくなってしまいます。

東京圏での高齢化進行によって、町に活力がなくなり、高齢者に所得や資産はあっても、医療や介護が不十分になり、受け入れを断れる可能性が出てきます。

恋愛離れからここまで話を掘り下げましたが、恋愛離れの背景には、将来への不安を感じる様々な問題が起こります。

恋愛離れの問題まとめ

恋愛離れの問題まとめ

  • 異性とのコミュニケーションが下手になる
  • 晩婚化
  • 出生率の低下
  • 経済への影響
  • 社会保障制度の懸念
  • 自治体への影響

恋愛離れは個人的な問題にあると思われがちです。

しかし、恋愛離れによる社会的問題はとても深刻なものでした。

若い時にしか出来ない恋愛を沢山して欲しいと願うばかりです。