中国恒大が遂にデフォルト？株価が更に下がるかも

中国恒大のデフォルトについて今回は触れていきたいと思います。
今年に入り、中国不動産のバブル崩壊が懸念されており、中国最大の不動産会社恒大集団のデフォルトの懸念が度々大きなニュースにもなっています。

そして遂に今回、中国恒大のデフォルトが確実になったかもしれないので、ちょっと慌てて記事を投稿する事になりました。

中国の不動産市場で一体なにが起きている

中国では、不動産価値が長年上がり続け、一時はバブル経済へと発展していきました。しかし、今となっては、不動産価値がどんどん下がり、不動産を手放す投資家も急増。その結果、中国では近年、ゴーストタウン問題なんかも取り上げられていた。

そしてその影響を大きく受けているのが、中国で最大の不動産会社とされる恒大集団。
コロナの影響などもあり、不動産収益の回収ができずにいるなか、社債に対する多額の利払い期限が来てしまった事で始まった。

中国恒大は、利払いを遂行する為に、持ち株売却や、資産の売却などを行い、2ヶ月間に渡り期限ギリギリで利払いを行ってきた。その度、資金繰りがどんどんと厳しくなっている事はメディアを通じて発信はされていたんですが、ついに、期限を過ぎても、利払いの確認ができないという情報がリークされてしまった。

また中国恒大に目を向けているなか、実は中国ではデフォルトに陥った会社が存在している。それは中国の不動産開発会社サンシャイン１００チャイナ・ホールディングスという会社です。

この会社は1億7000ドルの社債に対し金利の支払いができない事からデフォルトに陥ったと発表された

中国恒大のデフォルト。それは破産を意味するものであり、それに続きデフォルトが確定となった不動産関連会社が数件。このまま中国ではドミノ式で不動産会社がデフォルト、破綻に迫っていくのではないかと懸念されている。

もしそうなれば、中国経済は完全にバブルが崩壊。
中国株や、中国国内の市場は大荒れになる事が予想されます

中国恒大がデフォルトに陥れば、世界経済や、為替市場に大きな影響がでる。
現に、一度中国恒大のデフォルトが大きく懸念された時、株式マーケットは多くの株価の暴落が確認でき、それは仮想通貨や、為替市場にも大きな影響を与えました。

デフォルトが確定なれば、リスクを懸念した投資家の売りが加速する事から、恒大集団のデフォルト確定の報道をきっかけに世界は荒れるかもしれません

現在、世界の市場はオミクロン株の出現により下げモードに入っている段階。
ここで更に中国恒大のデフォルト確定が報道となれれば、2021年もっとも最悪の結果に陥るかもしれない。

資産運用を行っている人などは、自己資産の管理と見直しに徹底してください。