毛穴のケアを放置して「黒ずみ毛穴」になってしまったあなた。
今回は【黒ずみ毛穴】になってしまった方でも、自宅で簡単に除去する方法を解説していきます。
・もう「いちご鼻」と思われたくない!
・黒ずみ毛穴になるのはイヤだ!
このような悩みを持っている方に向けた内容になります!
顔のド真ん中にある鼻周りは特に毛穴の黒ずみが気になる場所・・・
その鼻周りが黒ずんでいたら…やっぱり気になってしまいますよね。
一度できてしまうとなかなか改善されないどころか、化粧で隠そうとファンデーションを塗りたくって毛穴をさらに汚してしまったりと放置すると悪循環のスパイラルに。
そこで、元エステティシャンの経験から、黒ずみ毛穴ケアを
「自宅に居ながらにして」
「ドラッグストアで購入可能」
で簡単ケア方法をご紹介していきます。
毛穴がキレイになると、つるつるになるだけでなくお肌がワントーン明るくなり化粧乗りも圧倒的に変化していきますよ。
目次
頑固な黒ずみを負担なくケアする手順
毛穴の黒ずみを自宅にいながらケアする手順は下記の通りです。
ポイントは、「ベビーオイル」です。
- 蒸しタオルで数分間、鼻周りを包み毛穴をしっかり開きます。
※蒸しタオルがない場合は半身浴でじんわりと毛穴を開きます。 - ベビーオイルを綿棒にたっぷり染み込ませます。綿棒でクルクルとなでるようにマッサージをする。(約2分ほど)
- ベビーオイルが肌に残らないようしっかりと洗顔で泡を立て洗い流すか、もしくはティッシュで拭き取る
- 肌が乾燥しないようしっかりと保湿する
毛穴を開かせることで角栓とベビーオイルが馴染みやすくなり、黒ずみケアの効果を高めます。
このとき蒸しタオルは熱すぎると肌を痛めてしまうのでご注意を。
マッサージする時は皮膚を押さえつけてゴシゴシするのではなく指先の腹を滑らせるように、あるいは綿棒をコロコロと転がすように、優しく丁寧に行うようにしましょう。
徐々に角栓が浮いてきて、少しずつ取れていきます。週に1〜2回を目安に行ってください。
ベビーオイルを洗い流す時や拭き取る時もゴシゴシせず、優しく丁寧に。
そして最後は美肌に必須の潤い、保湿をして完了です。
黒ずみを取る方法として「ベビーオイル」を使う目的とは?
黒ずみを取り除くには洗浄力の高い薬液を想像してしまいがちですが、ベビーオイルで黒ずみを取るには下記のメリットがあります。
黒ずみの元は油!ケアするのも油!
角栓の中に含まれている皮脂や角質。
皮脂は言い換えてしまえば油です。
そしてまた、ベビーオイルも油です。
実は油と油は馴染みやすいのです!蒸しタオルなどによって開かれた毛穴と角栓の間には自然とすき間ができます。
蒸しタオルを利用することで角栓は温かさによっていつもより柔らかい状態に。
そこにベビーオイルが少しずつ入り込み徐々に角栓と馴染んでいくため、毛穴にダメージなく角栓が浮き出て取り除かれていくというわけです。
今回の黒ずみ除去ケアをする際に肌の表面上に残ったメイクも取ることができ、黒ずみのもとを作らせない効果もあります。
黒ずみを取る方法で絶対にやってはNGなケア
黒ずみを負担なくケアする方法を紹介しました。
下記からは、肌をキズつけてしまう黒ずみを取る方法を解説していきます。
ありがちな、毛穴パックやピーリング、そしてプッシャーでの押し出しなどは、手っ取り早く毛穴汚れを除去する方法です。
とはいえ、黒ずみを取れても肌をキズつけてしまうと意味がありませんからね。
では、いってみましょう!
NG黒ずみケア【毛穴パック】
ご存知のとおり、鼻全体を水で濡らし、シートを貼って、数分後にペリペリと剥がせば一気に毛穴の汚れが取れるというもの。
ごっそりと取れた角栓が目に見えるので、その快感からやみつきになっている人も多いかもしれません。
しかし、この方法は、試されたことのある方はお分かりかと思いますが、シートを剥がす際のお肌への負荷がとても大きく、お肌の弱い人はトラブルになりかねません。
角栓だけでなく、お肌に生えている毛やお肌に必要な角質まで無理やり剥がしとってしまうことになるので、その後のケアでしっかり開いた毛穴を引き締めないと、余計に毛穴が目立ってしまったり、乾燥をまねいてしまいます。
やむを得ず使用される場合は、必ずアフターケアをしっかりと行ないましょう。
また、パック剤がお肌に残ると肌トラブルの原因になるので、シートを剥がしたあとは、鼻の部分をしっかりと洗うようにしましょう。
NG黒ずみケア【ピーリング】
ピーリングとは、ターンオーバーサイクルを正常に戻すために行なう角質ケアの一種です。
ピーリングジェルやピーリング石鹸などを使ってお肌をこすると、お肌に蓄積した古い角質を除去することができます。
しかし、高い頻度でピーリングをやりすぎたり、ふさわしくない状態のお肌で行なってしまうと、お肌に必要な角質まで剥がし取ってしまい、乾燥を招く原因に。
本来、お肌は自らの力で再生し、概ね28日の周期で生まれ変わると言われています。
しかし、ターンオーバーが遅れていると、古い角質が剥がれずお肌に残ってしまいます。
これをピーリングによって剥がすことで、ターンオーバーサイクルを正常に戻すことができるのです。
つまり、ピーリングはターンオーバーが遅れているお肌に行なうものであり、乾燥肌などで角質が剥がれ落ちやすく、ターンオーバーが早まっているお肌には不向きだといえます。
乾燥による毛穴の黒ずみの場合、ピーリングを行なうとかえって毛穴汚れが悪化してしまう可能性があるので、注意が必要ですね。
NG黒ずみケア【プッシャーや指で角栓の押出し】
角栓を無理やり押し出したり、ピンセットでつかんで引き抜くのはもっとも避けたい行為。
無理に角栓を取り出した毛穴はクレーターのようにデコボコの穴になってしまいます。
そうなると毛穴に余計に皮脂がたまりやすくなるうえ、紫外線の影響も受けやすく、色素沈着を起こして、小鼻全体にシミのようなものが増えてしまいます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、黒ずみを取る方法としても、【お肌に負担が少ない】黒ずみを取る方法を解説してきました。
ポイントは、ベビーオイルを使うことでしたね。
黒ずみを取る手順として、おさらいをしてみましょう。
- 蒸しタオルで数分間、鼻周りを包み毛穴をしっかり開かせる。
- ベビーオイルを綿棒にたっぷり染み込ませます。綿棒でクルクルとなでるようにマッサージをする。※(2分以内)
- ベビーオイルが肌に残らないようしっかりと洗顔で泡を立て洗い流す。もしくはティッシュで拭き取る。
- 肌が乾燥しないようしっかりと保湿する
黒ずみは、皮脂が詰まった角栓を放置したものなので、1回でごっそり取れると思いがちですが、こまめなケアが大事です。
しかし、長年悩んでいた、頑固な毛穴の黒ずみを解消することができたら、きっと化粧が楽しくなり、表情もさらに明るくなりますよ。
是非ツルツル毛穴を目指したい人はぜひ試してみて下さいね。