洗顔料は8割の人が間違った選び方をしていると言われています。
今回はそんな間違った選び方をしている方向けに、肌質に合わせた洗顔料の選び方を解説していきますね。
・洗顔料が多くてどれを選んだらいいか分からないという人
・年齢、季節によって肌質の変化が見られるようになった人
このような悩みを持っている方に向けた内容になります!
早速ですが、あなたはこんな経験はありませんか?
肌をキレイにすればいいんでしょ?という声も聞こえてきそうですが、適当な選び方をしていたら「洗顔そのものが全く意味がない」としたらどうでしょうか?
そこで、今回は肌質に合った洗顔料の選び方を元エステティシャンの目線からご紹介していきます。
肌が変わればマイナス5歳は若く見られるようになりライフスタイルも変わってくるかもしれませんね。
目次
洗顔料選びは肌質で解決できます!あなたの肌は5タイプのどれ?
まずは、自分の肌質を知ることから始めて行きましょう!
パッケージがカワイイ、好きな芸能人で選ぶのは逆に肌荒れにつながる可能性もあるので慎重に肌質を見極めが必要です。
あなたは下記の5タイプの中でどれに当てはまりますか?
では、見ていきましょう。
乾燥肌には保湿成分の入った洗顔料
乾燥肌の方は季節関係なくお肌が砂漠状態になってしまいます。
日差しが暑~い夏、汗ばむ時期であっても、お肌の表面がカサついてしまう方は潤いが足りていないのかもしれません。
乾燥がひどい肌質の方は、潤い補給を重視して洗顔料選びを考えていきましょう。
洗顔料の成分にコラーゲンやヒアルロン酸などが配合されていると、潤いながらもお肌をしっかり清潔にできます。
また、乾燥の原因に繋がるアルコールなどの刺激的な成分が含まれていない商品を選べるとgood!
脂性肌は洗浄力強めの洗顔料
乾燥肌さん同様に、季節関係なくお肌がテカってしまう方は、脂性肌の可能性が高いです。
顔を洗ったはずなのに、すぐに脂が浮き出てしまう方はそもそも洗顔料が合っていないかもしれません。
テカリが気になる脂性肌さんは、洗浄力の強い商品を選ぶようにしましょう。
例えば、エトキシジグリコールなどの皮脂を溶かしてくれる成分が含まれていたり、ピーリング効果のある成分や酵素などの成分が含まれている洗顔料がオイリー肌さんにおすすめです。
脂が出やすいけど乾燥もするインナードライ肌質の方は、すっきり洗える成分に加えて、保湿効果のある成分が豊富に配合されている商品を選ぶと良いでしょう。
混合肌には洗浄力+潤いに特化の洗顔料
お肌の部分によって乾燥や油分が気になる混合肌さん。
お肌全体が乾燥していたり、敏感になっていたりするワケではありません。
全体的には普通肌でも油分が多く分泌される部分がある方や、カサつきが気になる部分がある方は混合肌質でしょう。
その中でも特に多いのが、一部分だけテカりが気になり、一部分だけ乾燥が気になるタイプ。
油分が分泌しすぎる部分と、乾燥してカサつきが出てしまう部分にわかれる混合肌質は、ほかの肌質の方よりも洗顔料選びに難易度を感じますよね。
しかし、必要な油分まで洗い流してしまわないような保湿力の高さも見逃せません。
アミノ酸やセラミドなどの保湿力に特化している成分を含んでいる洗顔料は、潤い力に長けています。
セラミドはお肌を整えてくれる効果にも期待ができる成分なので、混合肌さんにもおすすめですよ。
また、洗顔した後は、しっかりとスキンケアでお肌に潤いを与えるのが重要です。
つっぱるような洗い上がりの洗顔料はNG!洗顔料を洗い流した後も潤い感が続くような洗顔料がおすすめ。
さっぱりだけどしっとりする仕上がりの、バランスの良い洗顔料をチョイスしましょう。
敏感肌さんにはナチュラルな洗顔料
普通肌では気にならないくらいささいなことでも、お肌に悪い影響を与えてしまう敏感肌さん。
スキンケアには気を使う方が多いですが、洗顔料にまで目がいかない方も……。
デリケートな肌質の方は特に洗顔料にもこだわりを持つのが重要なんです。
アルコールやパラベン、無鉱物油などの刺激的な成分が入っていない洗顔料を選ぶのがベスト!
また、天然由来の成分を使用している商品もおすすめです。
ニキビ肌にはニキビ向け洗顔料
またできた……、と鏡を見ては落ち込んでしまうニキビ。
お肌にニキビがポツリとあるだけで、テンションはだだ下がりですよね。
治っても繰り返しニキビが出てしまうニキビ肌さんは、洗顔で皮脂を落としきれていなかったり、毛穴に汚れが詰まりやすくなっていることが原因かもしれません。
もちろん食べ物や睡眠などの生活バランスを見直すことも重要ですが、洗顔料やスキンケアでニキビケアしていくことも大切です。
ニキビ肌さんに重視してほしい洗顔料選びのポイントは、オイリー肌さんと同じく洗う力の強い洗顔料を選ぶと良いでしょう。
しかし、洗浄能力が強すぎても乾燥してしまい、ニキビの原因となるので注意が必要。
皮脂を溶かしてくれる成分にプラスして、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分が豊富に含まれている商品がおすすめ。
また、ビタミンC誘導体や抗炎症・殺菌成分が配合されている洗顔料も使いやすいですよ!
まとめ
今回は元エステティシャンの私が肌質に合った洗顔料の選び方をご紹介していきました。
あなたはどのタイプの肌質だったでしょうか?
肌質の分析をすることで、有名人が宣伝していた洗顔料、高級洗顔料など全く意味がないものを購入する「無駄使い」も無くすこともできます。
肌質を見つめ直す良い機会と思って頂けたらとてもうれしいです。
アルコール分が含まれてないもの
☑脂性肌
洗浄力重視のもの
※ただしスクラブ系は肌をキズつけるので注意
☑混合肌
洗浄力と保湿のWケア
☑敏感肌
アルコールなどの刺激成分が少ないもの
☑ニキビ肌
洗浄力とプラスして皮脂を溶かすヒアルロン酸成分が含まれているもの
このようなポイントを押さえて、自分の肌質を見つめ直し自分に合った洗顔料を選ぶようにしましょう!
美肌作りの基本は洗顔なので、すこやかでみずみずしい美肌づくりをして、大事な人に気付いてもらいましょう!
元エステティシャン店員として、トラブルで悩んでいる方の8割の方は、自分の肌質を知らない方がたくさんいらっしゃいます。
まずはあなたの肌質を知って、ぴったり合った洗顔料を選んで、お肌のケアをしていきましょう。