「洗顔」は美肌づくりの基本。
毎日当たり前のように行っている「洗顔」について、よくありがちな「間違った洗顔方法」と美肌の基本となる「正しい洗顔方法」についてピックアップしていきます。
・「肌の衰えを感じ始めてメイクでごまかそう」としている人
こんな悩みを解決していきますよ！
洗顔は毎日のことですから、一刻もはやく洗顔方法を見直すことで「あの頃の」元気を取り戻していきましょう！
目次
- 間違った洗顔で肌をキズつけてしまう5つをピックアップ
- 間違った洗顔方法① 【1日3回以上洗顔している】
- 間違った洗顔方法②【洗顔料をよく泡立てずに洗う】
- 間違った洗顔方法&③【ゴシゴシ、力を入れる】
- 間違った洗顔方法④【熱いお湯や冷水ですすぐ】
- 間違った洗顔方法⑤【シャワーの圧で洗い流す】
- 間違った洗顔方法 まとめ
- 美肌をつくる正しい洗顔方法｜基本はNGの逆をすること！
- 正しい洗顔法① 【洗顔は1日2回まで】
- 正しい洗顔法②【洗顔料はたっぷり泡立てて使う】
- 正しい洗顔法③【やさしく泡を乗せる感覚で洗う】
- 正しい洗顔法④【ぬるま湯で十分にすすぐ】
- 正しい洗顔法⑤【洗顔後は3分以内に保湿を】
- 美肌作りの基本となる洗顔：まとめ
間違った洗顔で肌をキズつけてしまう5つをピックアップ
間違った洗顔を行うと、どんなに化粧品のケアやマッサージを頑張っても、効果が薄くなってしまう可能性があります。
肌トラブルを招いたり悪化させてしまうことも。。。
まずは、毎日の洗顔で以下の５つようなNG行為をしていないか、見直してみましょう。
間違った洗顔方法① 【1日3回以上洗顔している】
皮膚には肌の水分を保持したり、外部から異物が侵入するのを防ぐバリア機能があります。
皮膚の表面を覆っている「皮脂膜」と、皮脂膜の下にある「セラミド（細胞間脂質）」がその役割を担っています。
洗顔をしすぎると、肌に必要な皮脂や肌のうるおいを保つセラミド、NMF（天然保湿因子）を洗い流してしまいます。
その結果、水分が蒸発し肌は乾燥、バリア機能を弱めてしまうのです。
間違った洗顔方法②【洗顔料をよく泡立てずに洗う】
あわただしい朝など、時間のないとき、洗顔料を泡立てずにそのまま顔につけたり、不十分な泡で洗ったりしていませんか？
しっかり泡立てた泡は、表面積が増えることによって洗浄力がアップ。
その泡をなでるように転がすだけで、汚れを包み込んで落としてくれます。
また、手や指による摩擦を軽減するクッションの役割も果たしてくれるので、肌に負担をかけずに洗い上げることができるのです。
間違った洗顔方法③【ゴシゴシ、力を入れる】
顔の皮膚は非常に薄く、少しの刺激にも敏感に反応します。
古い角質を落とそうと必要以上に肌表面をこすると、まだ肌のバリア機能を十分に担える角質までも強制的にはがし落としてしまいます。
次第に表皮が薄くなり、少しの刺激にも弱い肌になってしまうことがあります。
また、ゴシゴシと力を入れて洗うのは、肌をキレイにするどころか傷つけているようなもの。
むしろ、マッサージするように力を込めることで肌組織にダメージを与え、たるみや色素沈着（黒ずみ）などの肌トラブルを招くおそれもあります。
肌への負担を減らすためにも、たっぷりの泡で洗うとともに、力の入れすぎにも気をつけましょう。
間違った洗顔方法④【熱いお湯や冷水ですすぐ】
汚れをしっかり落とそうと熱めのお湯で洗うと、保湿に必要な皮脂までも落としすぎて乾燥の原因になります。
また冷水だと汚れが浮きにくくなり、毛穴の汚れが落としきれなくなります。
間違った洗顔方法⑤【シャワーの圧で洗い流す】
入浴時に洗顔する際、シャワーから出たお湯をそのまま顔に当てるのは避けたほうが無難です。
その状態でシャワーを直接顔に浴びると、水圧で肌がダメージを受ける可能性があるからです。
またシャワーのお湯の温度は、洗顔には高すぎる場合がほとんどです。これも、乾燥を招く原因になります。
間違った洗顔方法 まとめ
以上の５つがカウンセリングの中で多かった5選です。
間違った洗顔方法が、1つでもあてはまる場合は、「美は一日にしてならず」ですので改善していきましょう。
・【洗顔料をよく泡立てずに洗う】
・【ゴシゴシ、力を入れる】
・【熱いお湯や冷水ですすぐ】
・【シャワーの圧で洗い流す】
大事な事なので繰り返します。美肌作りの基本となる洗顔。次は、正しい洗顔方法について見ていきましょう。
美肌をつくる正しい洗顔方法｜基本はNGの逆をすること！
正しい洗顔方法は下記の点を意識してみてください。
正しい洗顔法① 【洗顔は1日2回まで】
洗顔は、朝と晩の1日2回で十分です。
朝は軽めに、肌の新陳代謝が行われる夜は念入りに洗うことがポイントです。
メイクをした日の夜は、クレンジングもきちんと行いましょう。
正しい洗顔法②【洗顔料はたっぷり泡立てて使う】
洗顔料をよく泡立てることによって、肌に指が直接触れることや摩擦を防ぐことができます。
そこで、洗顔料の基本の泡立て方をマスターしましょう。
- フォームタイプ
- パウダータイプ
- 固形石けん
洗顔料は、どのタイプでもコツは一緒です。
②洗顔料を利き手とは逆の手のひらに取り、水かぬるま湯を数滴加える
③洗顔料を乗せた手のひらに利き手の指を立て、空気を含ませるように泡立てる
④少し泡立ってきたらまた水を数滴加えてさらに泡立てる、をくり返す
⑤きめ細かな泡がたっぷりとでき、手のひらを下向きにしても落ちないようになったら完成
✅「泡立てが苦手」「時間がない」という人は。。。
- 最初から泡で出てくるタイプの洗顔料
- 泡立てネットや泡立てブラシ
- 専用の泡立て器
これらがおすすめです！100円ショップなどでも購入できます。
正しい洗顔法③【やさしく泡を乗せる感覚で洗う】
力を入れず、洗顔料の泡を指でやさしく転がすように洗いましょう。
✅洗う順番としては。。。
①Tゾーンや鼻すじ
②顎（あご）
③頬(ほお)
というように、皮脂の分泌が多い部分から洗顔し始めるのがよいでしょう。
泡で汚れを包み込みながら、なるべく指が肌に触れないように洗いましょう。
乾燥が気になる目元や口元などは泡を乗せるだけでも十分です。
正しい洗顔法④【ぬるま湯で十分にすすぐ】
顔の皮脂は30度くらいで溶け出します。
つまり30度以上のぬるま湯で洗い流すことで、皮脂を浮かせキレイに洗い流すことができるのです。
最低でも20回くらいはすすぎ、洗顔料が肌に残らないようにすることが大切。
特に生え際などはすすぎ残しがでやすいので気をつけましょう。
また、入浴中に洗顔するときは、シャンプー剤のすすぎ残しを防ぐためにも、顔は最後に洗うようにすることがコツですよ。
すすいだ後は清潔なタオルで肌をやさしく押さえるようにして水分を取り去ります。
正しい洗顔法⑤【洗顔後は3分以内に保湿を】
洗顔後の肌は、角質層から水分がどんどん蒸発していきます。
そのままでは過乾燥になってしまうので、洗顔後は3分以内に保湿を行うことが大切です。
また肌は洗顔によって角質層の必要な水分、油分が多少なりとも洗い流され、水分保持力が弱まっている状態にあります。
保湿については別の記事で解説をしていきます。
美肌作りの基本となる洗顔：まとめ
美肌をつくる洗顔方法について、間違ったNG洗顔法や正しい洗顔法をご紹介しました。
しかし、酸化した皮脂やメイクなどの油汚れは洗顔料を使わなければ落とせません。
特に酸化した皮脂汚れをそのままにしておくと、肌に刺激となってしまうので、毎日きちんと洗顔することが美肌づくりには大切なのです。
・洗顔料はよく泡立てて使う
・ゴシゴシ肌をこすったり、力を入れて洗わない
・ぬるま湯で十分すすぎ、洗顔料を落としきる
・洗顔後は3分以内に保湿ケアを行う
このようなポイントを押さえて洗顔を行い、すこやかでみずみずしい美肌づくりに役立てましょう。
しつこいようですが大事な事なので繰り返します。美肌作りの基本は洗顔。
カウンセリングする中で、最も多かった、間違った洗顔方法を５つ取り上げていきます。